法定点検に関する
法令改正について

法令改正の概要

（1）消費生活用製品安全法(消安法)の改正が令和3年7月27日に公布され、同年8月1日に施行されました。
改正前に特定保守製品※1 に指定されていた製品の所有者様には、「長期使用製品安全点検制度」により行う法定点検を受けることが求められていましたが、改正により一部の製品が法令の対象から除外されました。※2

法令改正により特定保守製品の指定から除外された製品

（2）経過措置が設けられ、特定保守製品の指定から除外された製品のうち、
①すでに法定点検を行った製品および点検期間が経過している製品を除いて
②公布の日より前に点検期間の始期が到来している製品
③公布の日から起算して1年を経過する日までに始期が到来する製品
が、経過措置対象製品となりました。

点検をご希望の場合は、製品に貼られている「特定保守製品ラベル」に記載の点検期間内に「法定点検(有料）」を受けることができます。

経過措置対象製品の見分け方

対象製品

製品に四角囲みで「特定保守製品」と表示されている製品のうち、「製造年月」が下記の場合が対象となります。(「特定保守製品ラベル(例)」を参照ください。)

令和3年7月31日より前に点検期間の始期が到来している製品（すでに法定点検を行った製品および点検期間が経過している製品を除く）

製造年月が下記に該当する製品が対象となります。

令和3年7月31日から起算して1年を経過する日までに点検期間の始期が到来する製品

製造年月が下記に該当する製品が対象となります。

法定点検の対象期間の見方

製品に貼られている以下の「特定保守製品ラベル(例)」に記載されている点検期間となります。

法定点検のお申し込みについて

所有者登録されているお客様

点検期間の始期が近づく頃に弊社から点検通知が届きます。法定点検をご希望のお客様は、点検通知に記載されている方法にてお申し込みください。

所有者登録されていないお客様

法定点検をご希望のお客様は、製品に貼られている以下の「特定保守製品ラベル（例）」をご覧いただき、点検期間の始期をご確認のうえ、弊社へお申し込みください。

特定保守製品ラベル（例）

法令改正後の製品仕様について

法令改正後当面は改正からの期間が短いこともあり、改正前と同じ製品仕様にて、生産・販売を行うことができるものとされています。
そのため製品および製品に付属している取扱説明書、所有者票などは、改正前の内容が記載されています。
お客様にはご不便をおかけし誠に恐縮ではございますが、法令に係る表示箇所につきましては、以下にて、ご対応いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

法令改正後の製品へのご対応について

所有者様に係る内容について

流通事業者様に係る内容について

販売事業者様に係る内容について

関連事業者様に係る内容について

使用期間お知らせサインへのご対応について

特定保守製品の対象から除外された製品に搭載している「使用期間お知らせサイン」が表示された場合は製品に記載されている「設計標準使用期間」(家庭用機器は10年、業務用機器は3年)に相当する年数が経過したことを示しています。
経年劣化に起因する事故を防止するために、点検期間内に点検を受けることをおすすめしています。
点検を受けない場合は、取替えをおすすめしています。

「使用期間お知らせサイン」が表示された場合のユーザーリセット方法は、以下に掲載していますのでご参照ください。

使用期間お知らせサインのユーザーリセット方法について

あんしん点検の実施

（1）法令改正による経過措置対象製品の点検期間が終了した以降でも、所有者様が点検をご希望の場合は、「あんしん点検（有料）」※4　を実施させていただきます。

（2）あんしん点検の詳細につきましては以下をご参照ください。

あんしん点検について

特定保守製品の対象から除外された製品の法定点検とあんしん点検の違いについて

当社では、以下にて「あんしん点検(有料）」を実施しております。