緊急時・災害時の
ご注意
安全上の重要注意事項
給湯栓や追いだき機能
付きふろがまの凍結を
予防するには
おふろの給湯栓からごく少量のお水を出しっぱなしにしておいてください。追いだき付ふろがまの場合は浴槽に残り湯を残したままにしておいてください。
給湯器本体の凍結を
予防するには
給湯機器の器具内の凍結予防ヒーターが、凍結の危険のある気温近くになると自動的に作動します。電源プラグを抜くと作動しないため、電源プラグは抜かないでください。
もしも凍結して
しまったら
気温の上昇により自然解凍するまで待つことをお勧めします。給湯機器や配管を温めるために熱湯をかけるのはお止めください。機器や配管が破裂する恐れがあります。
雪が降り積もったら
不完全燃焼や異常着火による事故や故障の原因となるため、積もった雪が給湯機器の給気・排気口や排気筒を塞がないように取り除いてください。
凍結時の症状・対処方法
1 給水配管の凍結
お湯側いっぱいに回しても
お湯が出ない
- お湯側の蛇口をいっぱいまで開いても水が出てこない。
または、わずかしか出てこない。 - ふろ自動を押してもエラーとなる。
アラーム番号
562-02・252-02
給水管や追焚配管が凍結した場合、リモコンに上記番号が表示されます。これは凍結により給湯器に水が流れないため、断水となっている可能性が考えられます。
この場合、機器の故障ではございません。
対処方法
自然解凍をお待ちいただく場合
- 気温の上昇による自然解凍をお待ちください。給水配管が自然解凍し、お湯が出るようになります。
すぐにお湯を使いたい場合(応急処置)
給水元栓が凍結して回らない場合
給水配管の凍結箇所にタオルを巻いて、ぬるま湯(人肌程度30℃~40℃)をゆっくりとかける。(高温のお湯をかけますと配管が破損する恐れがありますので絶対におやめください。)ぬるま湯をかけた後は、タオルを外し、水をふき取って下さい。
給水元栓が回るのに水が出ない場合
配管に保温材が巻かれていないため露出している部分など給水元栓以外の箇所が凍結している可能性があります。露出している部分を上記方法で温めるか、自然解凍をお待ちください。
2 ドレン配管の凍結
- ドレン配管内が凍結
- ドレン水が排出されない
- 詰まりを検知
アラーム番号
290-01・291-01
エコジョーズなどの高効率給湯器は、燃焼の際にドレン水が発生しドレン配管から排水します。ドレン配管が凍結するとドレンが排出されずに内部に溜まってしまいリモコンに「290」もしくは「291」が表示され給湯器は停止します。
対処方法
- 外気温度の上昇による自然解凍をお待ちください。
3 追いだき配管の凍結
- 追いだきを押してもエラーとなる。
- ふろ自動を押してもエラーとなる。
アラーム番号
562-02・252-02・312-01
追いだき配管が凍結の場合、自動湯張りや追いだきができない際にはリモコンに「562」「252」「312」が表示されます。
追いだき配管のみ凍結の場合、シャワーなどのお湯はご使用いただけます。
外気温度の上昇による自然解凍をお待ちください。
主な配管と元栓の位置
ご使用されている機器の取扱説明書をあらかじめご覧いただき、主な配管と元栓の位置をご確認ください。
※イラストは施工例です。配管の形状などは実際とは異なります。
屋外設置壁掛形
(例:GH-HD245ZWH6)
屋外設置据置形
(例:GX-H2400ZR)
雪が降り積もった時の対応
不完全燃焼や異常着火による事故や故障の原因となるため、積もった雪が給湯機器の給気・排気口や排気筒を塞がないように取り除いてください。
雪が止んでも自宅や隣家の屋根に降り積もった雪の落下により、機器の給排気口が閉塞するケースもあります。雪が融けるまでご注意ください。
寒波(冷え込みが厳しいこと)が予想されるときの対応
1.おふろの給湯栓からごく少量のお水を出しっぱなしにしておいてください。
※お湯を出す給湯栓であれば、おふろ以外(台所、洗面所など)でも大丈夫です。
※リモコンがある場合は、リモコンの運転スイッチを「OFF」にしてください。
2.追いだき付ふろがまの場合は浴槽に残り湯を残したままにしておいてください。
浴槽の循環アダプター上部より5cm以上、残り湯(お水)がある状態にしておきます。自動的にポンプが浴槽の水を循環させ凍結を予防します。
※凍結予防運転時は、燃焼をしません。
※浴槽に水がないとポンプが空運転し、機器から音が発生する場合があります。
その他 緊急時・災害時
寒波発生時は、配管が凍結すると断水のような現象になる可能性があります。あわせてご確認ください。